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木材　

当店で使用している木材はカナダ産のポンデロッサパインです。
ポンデロッサパインは、柔らかい木質でカントリー家具を作ると、とても素朴で柔らかい印象になります。
木目や節が何とも言えない風合いを醸し出します。
また、柔らかいゆえに傷つきやすく、その傷も味に変えてしまう良さがあります。
無垢のパイン家具は、時が経つにつれ、飴色に変わってきます。使い込むことによって光沢を増し、アンティークな魅力が出てくるのも楽しみの一つです。

パイン家具は、育てていく家具だと言われています。
お手元にお届けしたときは、まだ子供の状態です。毎日お使いいただき、可愛がってやることで価値を増し、より素敵な家具に育っていきます。

カントリー家具　Barn

欠点は、極端な熱や湿度に弱いところです。
冷暖房の側や直射日光の当たる場所は避けてください。日が当たるところでは、カーテンなどで日光を弱めてください。
また、熱いものを置く際は、マットなど敷くことをおすすめいたします。

塗装ナチュラルカラーについては、英国王室ご用達のＢＲＩＷＡＸ社のステインとワックスで仕上げています。
英国では、古くからパイン家具が多数作られており、パインに一番合った塗料としてＢＲＩＷＡＸは広く知られています。
自然な木の感じを活かしながら、木を保護し、自然な艶が出るのが特徴です。

BRIWAXは販売もしています。メンテナンスワックスとしてもご利用ください。詳しくはこちらかを→BRIWAX

カラー塗装は、PRATT&LAMBERT社（アメリカ）やバターミルクペイントを使っています。
最近では、ほとんどPRATT&LAMBERTですが、どちらも安全性の高い塗料でテカテカと光らないのでカントリー家具のように素朴で安らぐための家具に向いています。

プラット・アンド・ランバートは1849年創業のアメリカのペイントメーカーです。
1800年代同社の製品は、灼熱の太陽の下ひた走る大陸横断バスの天井に使用され、その耐久性が高い評価を受けていました。1914年、第一次世界大戦時の米国戦闘機もまた、P&Lを使用しており、その評価は1900年代になっても変わること無く、より信頼性を増してきました。現在のP&L社の製品は旅客用の航空機に使用され、NASAのスペースシャトルにも使用されています。
また、安全性が高いことから、アメリカでは病院や学校などのデリケートな場所でよく使われています。

机やテーブルの天板に使用際は、できるだけデスクマットなどをお使いください。
家具塗料としては、耐久性は高いですが、傷がつくと目立ちますので・・・。

ボンド木や塗料に安全なものを使ってもボンドが安全でなければ意味がありません。
そこでボンドについては、アメリカのタイトボンドⅢを使用しています。

タイトボンドⅢは、ＦＤＡ（米国食品医薬品局）の認可を受けたボンドで、まな板など直接食べ物触れるものに使っても安全です。特にキッズ家具には最適です。

詳しくはこちらを→　タイトボンドⅢ